まだ見ぬ思い出の花
まだ実際には見たこともない花、福寿草。
その花に、一つの思い出があります。
高校卒業の時、恩師がクラスの一人一人を花にたとえてくれました。
その時に私がたとえられたのが、福寿草でした。
まだ見たこともない福寿草にたとえられたことがとても残念に思われ、また、友達からは「老人ホームみたいだ」なんてからかわれて、可愛い花にたとえられた友達が羨ましくて仕方がありませんでした。
ですが、後になって調べてみると、福寿草は雪解けの頃に一番に春を告げるとても可愛らしい花だと言うこと、花言葉が「幸せを招く」と言うことを知り、恩師に感謝すると共に、まだ見ぬ福寿草がとても好きな花になりました。
いつかこの思い出の花と対面したいです。
