小さい頃から、チューリップが好きです。
咲き始めの蕾の形は、とても可愛いですね。
チューリップの花期は短く、4?6月の庭の主役。
原産はトルコですが、世界的にはオランダの
品種改良のものが非常に有名であり、国花にもなっています。
チューリップには美しい伝説があります。
昔、可憐で美しい少女がいます。
彼女に三人の騎士にプロポーズされました。
騎士たちは、それぞれ家宝の
王冠、剣、黄金を少女に贈りました。
誰一人断わることができない少女は悩んだ末、
「私を一輪の花に変えてください」
と花の女神フローラに願いました。
女神は少女を思いやり、その苦しみから救うため、
チューリップの花に変えたのでした。
花は王冠、葉は剣、球根は黄金、を意味し、
つぼみは少女の純潔をあらわしています。
チューリップの花言葉のテーマは「愛」
です。
さらに、色や品種によって違います。
博愛、思いやり、恋の宣言、名声、失恋、望み無き愛、
永遠の愛情、心豊かな愛情、正直、希望、前進、
崇高美、神秘などの意味が含まれています。
●赤・・・愛の告白
○白・・・新しい恋・失われた愛・失恋
●黄・・・名声・正直・望みのない恋
●紫・・・不滅の愛・永遠の愛・私は愛に燃える
●緑・・・美しい瞳
●桃・・・年頃・愛の芽生え・誠実な愛
品種ごとのの花言葉
■アンジェリケ・・・夢
■モンテカルロ・・・名声
■アップスター・・・天真らんまん
などがあります。
今年の春、オランダに旅行に行きました。
15世紀からあったキューケンホフ(Keukenhof)公園は、
現在、世界一のチューリップ公園として有名です。
数百種類・色のチューリップは、温かい日差しの下に、優雅に咲き、
色とりどりの宝石をちりばめたようです。
いつまで見ても魅力されます。