深緑色の中の白い鞠
私は下手の横好きで、実家に住んでいた頃は庭があったので花を触ったりしてたのですが、
昔から家にあって、且つ好きな花は沈丁花です。中国の花で、とっても香りが強いですよね。
見た目は可憐な、優しい花なのに、香りのみならず葉の色も濃く、とても強いパワーを感じます。
沈丁花の花言葉は「栄光」「不死」「不滅」だそうです。
優しい思いで花を愛でることが奇妙に感じるくらいの、なんと力強い花言葉でしょう。
やはりあの香りは気高さを秘めているからなのでしょうか。この花言葉を知って、より一層沈丁花が好きになりました。
実家では物陰に植えてあったので、日光にあまり恵まれなかったはずですが、
何年、何十年過ぎてもあの深い緑の葉を茂らせ、春には可愛らしい薄桃色と白の小花を見せてくれた。
咲き続けた花の房に触ると、儚くぽろぽろと落ちてしまい、そこにはただあの香りが漂うだけですが、
生命力溢れたあの葉の色を見ると心が落ち着きます。
沈丁花は花の強い香りが消えた後も、葉の色の力強さが「途切れない生命力」をアピールしているようで、
まさに花言葉に合っているような気がします。
花の散り際といえば日本人なら桜でしょうが、私は力強い花である沈丁花が好きです。